askOdin — AI Judgment Infrastructure for Capital Allocation

askOdin Clarity · Due Diligence Software

投資が失敗したとき、 メモの説得力を覚えている人はいません。

投資委員会のためのデューデリジェンス・ソフトウェアです。 askOdin Clarity は、投資メモの主張を、その裏にある財務モデルと突き合わせます。採決の前に。

clarity · ic_diligence_memo_v3.pdf SAMPLE
Deal
Project Apex · B2B SaaS
Round
$25.0M Series B
PRESENTATION SCORE 92
CLARITY SCORE 54
§3.4 · モデルとメモの不一致
メモ:エンタープライズの解約率は4.2%に収まる。
モデルのタブ「Retention_Act」:ミッドマーケットの解約率は18.4%。拡張収益の数値は、解約したパイロット顧客を除外している。資金が尽きる時期は7か月早まる。
Provenance 41d15c0 · never used for training

サンプル出力です。実際に試す(英語)→

THE COST OF UNCHECKED CONSENSUS

全会一致で決まった案件でした。2年後、資金が尽きました。

創業者は優秀でした。委員会はうなずきました。パートナーシップの中で異を唱えることには、人間関係のコストがかかるからです。2年後、誰も検証しなかった一つの前提が崩れ、資金が尽きました。

同じ週に、2人のアナリストが同じ会社を検討します。1人は見送り、1人は先に進めます。どちらも社内のプロセスに従いました。そしてどちらも、相手が検証できる形で推論を残していません。

投資委員会が失敗するのは、知性が足りないからではありません。語りの説得力が、モデルの算術より先に進んでしまうからです。そして手作業のデューデリジェンスは、ファイルごとに分断されます。Clarityは、資金が動く前に、すべての案件に同じ反対尋問を行います。

A COMMON STANDARD

投資プロセスは、各社で違っていい。判断の質は、違ってはいけない。

どのファンドにも、独自のソーシング、独自のデューデリジェンスの型、独自の投資委員会の進め方があります。その違いが、競争優位になります。

しかし、投資判断の推論の質が、誰がメモを書いたか、誰が会議を進めたか、誰がその場にいたかによって変わるべきではありません。

Clarityは、各社の投資プロセスを同じ型にはめることなく、共通の基準を持ち込みます。

プロセスは、貴社のままです。判断が、組織のものになります。

THE STANDARD

Clarity Framework™

投資判断の推論のための基準。

従来のデューデリジェンスの問い

この投資を、私たちは信じるか。

Clarity Framework の問い

手元の根拠は、資本を投じることを正当化するか。

このフレームワークが評価するのは、予測ではなく推論です。採点する柱は5つ、各20点です。加えて3つの監査チェックがあり、柱の得点に上限を設けることがあります。

  • 課題定義
  • ソリューションの論理
  • 市場エビデンス
  • ビジネスモデルの物理
  • ディール構造

投資の結果は、不確かなままです。投資判断の推論は、そうであってはいけません。

WHY THIS STANDARD IS DEFENSIBLE

基準は、毎回同じように適用できて初めて意味を持ちます。

Clarityの判定は、確率的な文章生成ではなく、決定論的なエンジンが算出します。対話型のAIと違い、同じ記録された変数と同じ版からは、同じスコアが返ります。過去の結果は、再実行して一致を期待するのではなく、その記録で確かめます。

同じ記録された変数には、同じスコアが返ります。毎回です。

米国仮特許出願 4件

決定論的な評価の仕組みを保護する出願です。

110,000+ のベンチマーク

公開されている案件データをもとに算出した、Clarity Score のベンチマーク・コーパスです。

Defensible Audit Log™

すべての結論を、その根拠に結びつけた、追跡可能な記録です。

U.S. PATENT PENDING 63/948,559

WHAT YOU ARE BUYING

語りではなく、判断を読む。

多くの投資向けソフトウェアは、資料を整理します。askOdin Clarity は、資料の中にある推論を評価します。

01 · 採決の前に

メモを、その元になったモデルと突き合わせる。

投資メモは、説得するために書かれます。財務モデルは、正当化するために組まれます。RAVEN Protocol™ は、メモの主張とモデルの数式を照合し、裏づけのない市場規模、利益率の圧縮、コホートの解約といった、文章がならしてしまった論点を表に出します。

RAVENの三角検証エンジンのアーキテクチャ上の仕組みは、米国仮特許出願第63/994,876号により保護されており、公開していません。

02 · パイプライン全体で

検証の厳しさが、担当者によって変わってはいけない。

パートナーにはそれぞれの経験則があり、アソシエイトによって調査の深さも異なります。Clarityは、パイプライン全体に一つの基準を適用します。採点する5つの柱は各20点。加えて3つの監査チェックがあり、柱が単独で何点を取っていても、上限を設けることがあります。

03 · うまくいかなかった後で

説明ではなく、監査の記録を出す。

「創業者を評価していた」という説明は、LPによる事後検証に耐えません。Defensible Audit Log™ は、資金が動く前に投資仮説が検証されたことを記録し、すべての結論を、その根拠となった資料とセルに結びつけます。損失を小さくするものではありません。プロセスを説明できるものにします。

SCOPE

Clarityが行わないこと

Clarityは、LOIの前に行う一次検証です。メモやCIMの主張が、それに付随して提出された資料に照らして成立するかを確かめます。

QoE(利益の質)レポートは作成しません。総勘定元帳や試算表との照合、銀行取引明細との照合(プルーフ・オブ・キャッシュ)、運転資本の基準額(ペッグ)の算定も行いません。これらは、会計の専門家による調査の領域です。

エンジンの公開実績は、ピッチ資料と公開されている開示書類です。CIMについては、範囲を限定したパイロットとして対応しています。

事業シナジーや戦略的な適合性は採点しません。Clarityが確かめるのは、案件の資料に書かれた主張が、資料どうしで成り立っているかです。戦略投資の判断は、CVCと投資委員会が行います。CVCの方へ →

社内で提案する方へ:資料と財務モデルで確かめること ・ 社内稟議で問われること ・ セキュリティとデータの取り扱い

EVIDENCE

推論は、測ることができます。

良い結果が、常に良い推論から生まれるわけではありません。悪い結果が、常に判断の誤りを意味するわけでもありません。Clarityが評価するのは、判断の時点で手元にあった推論です。将来は測れませんが、推論は測れるからです。

73 /100
INVESTIGATE

Airbnb — 2009年 シード期のピッチ資料

CATEGORY-CREATION PATTERN

新しいカテゴリーをつくる事業の兆候が、語りの弱さを上回りました。ユニットエコノミクスの構造は成立していました。当時、多くの投資家はこの案件を見送りましたが、推論は妥当でした。

0 /100
KILL SHOT

Theranos — 2013年 投資家向けメモ

DO NOT PROCEED

ハードウェアの物理法則に反していました。指先から採る血液の量では、多項目を同時に測定するという主張を満たせません。語りは完璧でしたが、推論は成立していませんでした。

公開資料をもとにした監査の全文:Theranos

THE WORKFLOW

一つの基盤で、すべての投資判断を。

最初のティーザーから、投資委員会の最終承認まで。すべての資料、前提、指摘、結論を、一つの基準のもとに記録します。

  1. 01
    受付
    ティーザーや持ち込み案件を、一つの基準に乗せます。
  2. 02
    資料の取り込み
    アップロードされたピッチ資料、財務モデル、裏づけ資料を、要約するのではなく、コンパイルします。データルームとの連携機能(コネクター)はありません。
  3. 03
    フレームワークによる評価
    推論を、Clarity Framework に照らして採点します。
  4. 04
    反対尋問
    すべての主張を、根拠となる資料と突き合わせます。
  5. 05
    投資委員会の準備
    投資委員会にそのまま出せる、説明可能なメモを用意します。
  6. 06
    監査ログ
    すべての結論を、根拠となった出典に結びつけます。
  7. 07
    受託者責任のための記録
    推論、根拠、再現可能な Clarity Score を、一件の記録としてまとめます。

WHO IT IS FOR

組織として投資するチームのために。

個人の専門性は、これからも欠かせません。組織としての判断には、一貫性が必要です。

マネージング・パートナー、投資委員会

パートナーごとの見落としをなくし、採決の前に、投資仮説を同じ厳しさで検証します。

Clarity Framework

リスク管理・コンプライアンス

お客様の書類が、AIモデルの学習に使われることはありません。情報抽出は、学習への利用を禁じる有料プランの契約のもとで行います。原本書類の保持期間は最長30日です。これは文書化されたポリシーであり、上限の自動執行は SOC 2 Type I に合わせて提供する予定です。それまでの間、削除はご要望に応じて実行します。

セキュリティとデータの取り扱い

LP、ファミリーオフィス

共同投資やファンドへの配分が、決定論的な基準に照らして検証されたかどうかを確かめられます。

導入のご相談

FIRST QUESTIONS

よくある質問

投資委員会の判断を、担当者によらず一貫させるには?

すべての案件に同じ基準を当て、推論を、次の担当者が検証できる形で残すことです。Clarityは、どの投資仮説も同じ5つの柱(各20点)で採点し、3つの監査チェックが柱の得点に上限を設けます。採点は決定論的なエンジンが行うため、同じ記録された変数と同じ Framework の版からは、同じスコアが返ります。誰がモデルを組み、誰が会議を進めたかによって、検証の厳しさは変わりません。投資プロセスは貴社のままです。

ピッチ資料と財務モデルの矛盾を、どう見つけるか?

主張を一つずつ、モデルの数式と突き合わせます。RAVEN Protocol は、ピッチ資料や投資メモの主張を、一緒に提出された財務モデルと照合し、食い違う箇所を示します。たとえば、メモでは4.2%とされている解約率が、モデルのリテンションのタブでは18.4%になっている、拡張収益が解約したパイロット顧客を除外している、資金が尽きる時期が7か月早まる、といった指摘です。すべての指摘に、根拠となったページとセルが付きます。RAVENの三角検証エンジンのアーキテクチャ上の仕組みは、米国仮特許出願第63/994,876号により保護されており、公開していません。

導入やパイロットは、どう始めるのか?

まず、ファイルをアップロードせずにサンプル監査を試せます(英語)。そのうえで導入のご相談をいただければ、実際の案件1件でパイロットの範囲を決め、契約の前に結果をご確認いただけます。1件の監査は3分以内に完了します。資料は監査ごとにアップロードしていただく方式で、データルームとの連携設定はありません。条件はパイロットごとに取り決めます。リスク管理部門による事前の確認が必要な場合は、セキュリティとデータの取り扱いのページで、保持する情報と期間をご確認ください。

次の Airbnb のような案件を、誤って見送らせることはないか?

そうならないように設計していますが、その割合はまだ証明できません。エンジンが採点するのは構造であって、語りの巧拙ではありません。2009年の Airbnb のシード期の資料では、新しいカテゴリーをつくる事業の兆候が弱い語りを上回り、スコアは73、Investigate(精査)の帯でした。見送りではなく、答えるべき問いが具体的に残るという判定です。スコアが0になるのは、物理法則への違反、資料間の矛盾、支払能力やガバナンスの破綻といった終局的な矛盾がある場合だけで、型破りな語りが理由になることはありません。まだ存在しないのは、結果の記録です。企業がその後どうなったかに照らして採点されたスコアは、現時点で一つもありません。2026年のスコアは2027年6月に Provenance Ledger で公開検証します。その後に成功した事業に Kill Shot を適用した件数、つまり誤検知も数字で報告します。

Provenance Ledger(英語) →

パイロットの進め方

  1. 実際の案件1件。いま検討中の案件を1件お選びいただきます。ピッチ資料または投資メモと、その裏にある財務モデルです。
  2. ファイルをアップロード。資料は監査ごとにアップロードしていただきます。データルームとの連携設定も、インストールもありません。
  3. 1件3分以内。1件の監査は3分以内に完了します。
  4. 返ってくるもの。ページやセルまで根拠をたどれる指摘事項、Clarity Score とスコア帯、そして数字がどう導かれたかを記録した封印済みの Defensible Audit Log です。
  5. 条件。条件はパイロットごとに、ご相談の場で取り決めます。

決裁者に共有する場合は、2つのリンクをお送りください。ファイルをアップロードせずにブラウザでサンプル監査を試せるサンプル監査(英語)と、パイロットで貴社に求めることと返るものを説明したこのページです。

どの組織も、最も重要なものから標準化していきます。

次は、投資判断です。貴社の強みである専門性を置き換えることなく、Clarityが投資プロセスをどう支えられるかをご説明します。